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怠け者アリは、潜在的能力を持った待機軍 ー働きアリの不思議な法則

2割の怠けアリは実は待機組。人間社会にも通じる“役割の交代”から見える優しい世界の話 みのりのつぶやき
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全部の人が全力で働かなくても、まわっていける世界

アリの社会には「必ず2割くらい怠けるアリがいる」と言われています。
その怠けアリを取り除けば、みんなもっと働くだろうと思ってしまいますが…実際にはそうならず、残ったアリの中からまた新しい怠けアリが出てくるそうです。
今まで、優秀に働いていたのにそうなるのです。

私は、この話にとても納得しました。
もしかすると世界は、全部の人が全力で働かなくてもまわっていけるようにできているのかもしれない、と。

私自身、目立つのが嫌いだし、前に出たくないタイプでした。

けれど離婚してシングルマザーとなり、世帯主として子どもを守るためには「働きアリ」として前に出るしかない状況に陥りました。

こういうのって、人間社会にもよくありますよね。
頼りきっていた先輩が卒業して、気弱だった後輩が奮起するとか。

状況が変われば、今まで後ろにいた人が前に出る。そうやって役割を交代しながら、社会はまわっていくのかもしれませんね。

これは、“怠け”だったのではなく、実は潜在能力を持った“待機軍”のような存在だと考えることもできます。
いざというときに前に出られるように、社会全体を支える余白の役割を担っているのかもしれません。

引きこもりが長く社会問題として取り上げられているけれど、私には、そうした人たちが“ただ怠けている”ようには思えません。

その人たちも“ただ怠けている”のではなく、“待機組”としての役割を持っているのではないか。
そういうタイミングや役割が回ってきたとき、眠っていた力を発揮できる人も多いのかもしれません。

それぞれの役割があって世界はまわっている。
そう思うと、もう少し優しい世界になるのではないかな、と願いながら、この文章を終わりにします。