いつも不安で焦ってる人必見!②今すぐ焦りから自由になる方法

朝日を浴びながら、開放感を味わう女性不安症
Minori
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ご訪問ありがとうございます、美ノ凛です。
前記事で、なぜ焦ってしまうのかについて、書いたので、その改善策を紹介していきたいと思います。

この記事は精神科医の水島広子先生の著書、「焦りグセがなくなる本」を参考に作成しています。

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「忙しさのメガネ」をはずす

①「今」に集中する

焦りグセを生み出す「忙しさのメガネ」
はずしたいと思っても、なかなかうまくいかないものです。
というのも、「いつも追い立てられていないと間に合わない」という思い込みがあるからです。
そして、自己防衛反応なので、これが頑固。

そんな時の最も有効な手段は、「今」に集中することだそうです。
「うまくいくだろうか」とか「ちゃんと仕上がるだろうか」などと考えず、目の前のことだけを、着々と進める。
今やっていること以外は、一切考えない

そんな風に、今に集中できた時が、眼鏡がはずれている状態だそうです。

ただ、慣れないと、その時ははずれても、すぐにまた、次のメガネが必要だと感じてしまいます。

著者は、「忙しさのメガネ」について、短期的な取り組みと長期的に取り組みとに、わけてみる必要があるといいます。

このように「今」に集中することは、その場その場で「忙しさのメガネ」を外すことができるのはもちろん、そんな体験を積み重ねることで、「メガネ」自体の色を薄くしていくことができるのです。
これは「焦りグセ」対策としてとても効果的です

焦りグセがなくなる本 水島広子著より引用

つまり、短期的なものは、先の述べた「今」に集中し、眼鏡をはずすこと。
ただ、ずっと集中していることは難しいもの。
そこで、長期的なものとして、「今」に集中している以外の時間は、「忙しさのメガネ」をはずさなくても、牛乳瓶の底のような分厚いレンズを薄くしていくことを目標にするというものです。

その方法は、短期的な、今に集中する機会を増やしていくのです。
その積み重ねが、レンズを薄くすることにつながっていくようです。

②現実を受け入れ、達成感を味わう

①「今」に集中するの章で、メガネをはずすことを困難にしていることに「いつも追い立てられていないと間に合わない」という思い込みがあるとかきました。
この考えの裏には、「自分は怠け者なので追い立てられないと動けない」という、さらなる思い込みがあるそうです。

でも、それは、やりたくもないのに、「やらされていたから」であって、怠け者だからではないといいます。
自分がやりたいことであれば、一定の時間とエネルギーを使うことはむしろ、充実感や達成感につながるとのこと。

ただ、「今」に集中するといっても、どうしても、やり残したことが気になる場合があります。
その解決策は「現実を受け入れる」ことです。
「努力すれば何でも達成できる」は、まったくの嘘だと著者は言い切ります。

どれほど集中しても終わらないことは終わりません。
また生物である人間は、休まずに働き続けることができないので一定時間が経過し、一定のエネルギーを消耗すると休息が必要となります。

今日は、ここまでを終えるべきというのは、あくまで自分や上司など他人が勝手に決めたことで、その事と生物としての限界が合わないことは当たり前。

「今日もベストを尽くした。でも、もう休む時間だ」で良しとし、「あれが終わっていない」と思わなくてもいいのです。

やり残しがあることは事実でも、大切なことは、今日はここまで出来たとみるか、まだこんなに終わっていないと見るかということ。
人間なのだから全部できなかったのは仕方がないと現実を認め、でも、これだけ出来たと見るようにすることが大事だそうです。

③先延ばしにしない

人は、「うまく出来なかったら、どうしよう」という不安があると、なかなか手をつけられずに、「先延ばし」にしがちです。
でも、先延ばしにすればするほど、焦りグセは悪化してしまいます。
焦りグセから解放されるには、「とりあえずやる」こと。

不安は、安全が確保されていない時に感じる感情です。
なので何も手をつけていない、様子が全く分からない時は、安全は全く確保されていないので、不安を強く感じてしまいます。

また、完璧に仕上げようという思いが、その重圧に圧倒され、先延ばししたくなります。
でも、「とりあえずやる」ことは、実はその気になればいつでもできること 。
実際に手をつけてしまえば、思っていたより楽に終わったという場合も多いだろうし、次に取り掛かるときに、ゼロから始めるよりも、続きからする方がハードルはぐっと低くなります。
それに、手をつけてみると全体の様子がわかるので、先延ばしにするより不安は軽くなることが多いそうです。

最初は、やってみたけど、やっぱり不安ということも、多いかもしれません。
それでも繰り返し、「とりあえずやる」を続けてみることだそうです。

というのも、「とりあえずやる」は一つの変化を起こすということ。
そして、変化とはそれ自体が人の不安を喚起する性質を持っています
それまでと違うことをするのは、安全が確保されていないという感覚を刺激してしまい、何かしらの不安を感じるのは当たり前のことだそうです。

特に焦りグセにかかっている時は、不安が強くなっているので、変化には敏感。
不安が強いときに変化に直面すると、人の心は新しいことについてとても大変なことと感じ、それまでの状態(変化する前)の方が良かったと思う仕組みになっています

「とりあえずやる」を繰り返すということは、変化に慣れていくということ。
「やる」ということを、変化という衝撃的な体験ではなく、日常にしていくのだそう。

秘訣はとにかく、ひとつひとつ片付けていくこと。その際には余計なことを考えず「とりあえずやる」という意識が必要なのです
また、やるか、やらないかを考えているうちに時間だけが過ぎていくような場合も、「とりあえずやる」という方針を持っておくと、あれこれ考えずにすみます。
手をつけてみたけど、かえってパニックになったという場合は、大変そうに見えるのは新しいことをしているからだと思い出し、「とりあえずやる」を繰り返すのが良いそうです。

付箋だらけのパソコン
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メリハリをつける

「やらされている」人生から自分の人生を取り戻すための一つの有効な方法が、メリハリをつけることだそうです。
そのためには、漠然と「焦る気持ち」に流されて生きていくのではなく、自分の判断で物事の優先順位をつけていくことが必要です。

「仕事の効率のために、何を優先すべきか」ということは、もとより、より大きく人生全体を視野に入れた時に、自分はどう生きていきたいのかを自覚し、どこに手をかけ、どこで手を抜くかを考えることでもあるそうです。
それは、自分の好みに合わせて人生を築き調整していくことになります。

メリハリをつけるには、気分転換したり、時間を投資したり、優先順位をつけたりするのが、良いので順にみていきます。

気分転換をする

メリハリをつけるには、「忙しい時間」と「忙しくない時間」の区別をつけることが大事だそうです。
焦りグセがあると、何かをせずにはいられなくて、休んでなんていられないと思いがちですが、実際の効率を見ると、いつも忙しがってる人よりも、メリハリをつけている人の方が効率的で生産的である場合が多いそうです。

メリハリをつけてる人は、「この時間はこれだけやればいい」「あの件は今は考えなくても良い」と割り切れるので、「忙しくない時間」に充電し、「忙しい時間」には、目の前にあることに集中して取り組むことができるのです。

それにより、消耗を最低限に防ぎ、いつも新鮮な気持ちで目の前のことに取り組むことが出来るのです。
何よりも、「気分転換しよう」と決めた時点で、ただ、「やらされている感」に圧倒されて「忙しさのメガネ」に振り回されていたパターンを、手放していることになるのです。

それでも、怠けるのが怖くて気分転換の時間を取れないという場合、休憩というより「集中を高めるためのトレーニング」として、受け入れてみるのも手です。
その時に、タイマーを使い、気分転換の時間を、きちんと決めるのも、いいそうです。

時間を「投資」する

時間を投資するという表現は、わかりにくいですが、ようは後々、楽になるために先に時間をかけてやっておくことです。
具体的には、仕事を手伝ってもらいたいけれど、その準備が面倒くさくて、自分で全部やってしまい、いつも忙しく焦ってしまう場合。
仕事を手伝ってもらうことが現実的に可能で、自分の仕事が確実に減るのなら、あえて一定の時間とエネルギーを使ってその準備をしようということ。

そのために一時的に、仕事が増え、他の仕事が滞ったりするかもしれないけど、その時に手をかけておけば、必ずリターンはあるし、逆に、そこで手をかけないと「本当は手伝ったほしいのに」という被害者意識を持ち続け、焦りグセを抱えたまま人生を無駄にすることになるとのこと。

ただし、投資は、利益を見込めるものに対してするものなので、準備を整えれば、きちんとできる人に任すことです。
それには、「ちゃんとしてくれるだろうか」という不安を減らすために「きちんと」の確認が必要です。

自分が考える「きちんと」は出来なくても、「わからないときは必ず確認を求めてくれる」なども、ひとつの形だと考え、相手に期待できる「きちんと」を確認し、調整しておくことが大事です。

期間限定の優先順位をつける

メリハリをつけるには「今は何を優先すべきか」を考えることが大事ですが、「あれもこれも」と焦りグセがある場合、「一定期間」という期間を決めることが、とても重要です。
例えば、転職や異動をした時に、一定期間、仕事を最優先すると決め、「仕事を最優先できていれば、他のことは中途半端でもかまわない」と意識にメリハリをつけることです。
「一定期間」は、後で調整できるので「半年」でも「一年」でも、とりあえず、決めておきます。大事なことは、期間を決めて集中すること。

付き合いが悪いと言われようと何だろうと、その期間は仕事に専念したいと自分で決め、同時に周りにも公言しておくと、余計な誤解を受けるリスクも減らせます。

繰り返しになりますが、何かに集中すると決めたら、期間限定ですることが、焦らないコツです。

締め切りは自分から前倒ししてやる

締め切りがあると、「期日までに間に合うだろうか」という不安が募り、焦りも大きくなります。
そんな時は、締め切りを自分で前倒しし、可能な限り早く仕上げてしまうことが、焦りから抜け出す手段になるそうです。

ギリギリまで追い込むと良いアイデアが浮かんだり、追い込まれることで、お尻に火がつき集中できた人もいるかもしれませんが、著者によると少し、違うようです。
ギリギリまで追い込んだことが本質ではなく、結果として集中せざるを得なくなったということが本質だそうです。

なので、集中さえすれば、ギリギリのときに発揮される力を、いつでも出せるということ。
どうせやらなければならないのなら、いつやっても同じ。ならば、頑張って自分で締め切りを前倒ししようということです。

それが、出来ないから困ってるという人が多いでしょうが、前倒しには、仕事を期日どおりに終わらせる以外にも効果があるそうです。

それは、自分のペースで仕事ができることだそうです。
というのも、焦りグセをつくる要因のひとつに「やらされている感」があり、それが被害者的感覚をつくるのですが、自分で締め切りを決めることで、自分主体で動くことになります。
自分主体で動くと、物理的に忙しくても達成感や充実感を持つことが出来るからです。

なので、仕事を定時に終わらせるためには、全力疾走で片付けないといけないが、「1時間残業してもいいから、自分のペースでしたい」というのは、メリハリをつけていることになるそうです。
大事なのは、焦りに振り回されてやるのではなく、今に集中して自分のペースでやることだそうです。

いらないものを手放す

無駄を探す

焦りグセを手放すためには、やるべき事に大胆な優先順位をつけることがとても大切だそうです。

そのためには、本当に自分にとって必要なものか、あるいは、とてもお気に入りのものかという軸で考え、選び、無駄なものを、そぎ落としていきます。

自分がこの社会で生きていくために本当にやらなければならないことは何かを考え、必要最低限のシンプルライフを頭の中で描いてみます。

そこに、本当に興味があってやりたいことを、少しずつ上乗せしていく。
そうして、優先すべきものがわかると、焦りグセに圧倒されることもなくなっていくそうです。

「べき」ではなく「したい」で選ぶ

自分らしいシンプルライフを目指すときに、必要性とお気に入り度で選ぶというものの、人によっては、何が必要なのか、自分が本当にしたいことは何なのかの判断が難しいこともあります。
そんな時は自分は「べき」と「したい」どちらで選んでいるのだろうと考えてみます。「べき」と「したい」の違いを簡単に知る方法があります。
それは出来ていない自分に対して、どう感じるかを見てみること。

出来ていない現状について、自分が駄目だから、自分はどこか足りないと感じるのであれば、それは「べき」に基づいて考えている証拠。
また、他の人達はやれているのに、自分はできていないといった「他の人達」という比較対象がある場合も「べき」に基づいています。

一方「したい」の場合は、「時間がなくて残念」「なんとか時間を捻出できないだろうか」と、「出来ていない自分」ではなく、「したい対象」に目が向いています。
焦りグセから脱して人生の主導権を取り戻すために必要なのは「したい」を優先することです。

「べき」の場合、基準が自分の中ではなく外にあって、常に自分はちゃんとできているだろうかと行動していくので、究極の「やらされている感」をもたらします。

本当に必要な「べき」なら、「やるべきと思いつつ、やれない」というようなことにはならず、やらざる負えなくなるので、「したい」を優先して大丈夫とのこと。

上手に断ることを覚える

焦りグセを直していくためには、メリハリをつけることですが、そのためには優先順位の低いものを断っていく必要があります。

断ることは厄介ですが、上手な断り方としては、完全に自分の事情とすることです。
風邪を引いた、仕事が終わらないなど自分側の余裕のなさをアピールし、その後に「出来ればやりたいのだけど本当にごめんなさい」と、相手の役に立ちたい気持ちを伝えれば、相手を尊重することにもなります。

そんな嘘をつくみたいなのは嫌だと思ったら、少し考えてみてください。
なぜ、やりたくないのかといえば、自分の時間を大切にしたいからです。

でも、何かを頼まれたときに、自分の時間を大切にしたいという断り方をしたら、相手の依頼を受けることが時間の浪費のように聞こえ、拒絶したようになってしまいます。

なので、嘘をつくのではなく相手への思いやりとして風邪を引いた、仕事が終わらないなど、誰もが納得するような無難な理由にしたほうが、妥当だといえます。

もちろん、それほど気を使っても相手は何かしらの不快を感じるでしょうが、それは仕方ない事と割り切らないと何時までも断れません。
依頼を受けてくれると思っていたのに断られることは、相手にとっては、軌道修正を必要とする変化なので、ストレスを感じます。

断って嫌な顔をされても、それは、断られたから変化に適応しようとして頑張ってるんだなと思えば、自分が嫌な顔されて傷つくよりも相手に対して優しい気持ちになることができます。

Minori
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いかがでしたか。
焦りグセを手放し、人生を充実したものにするには、主体性をもって自分で判断をし決めていくことが重要だと、いろんな角度から書かれていました。
やらされている被害者意識があるというのも、目からウロコでした。

私のようなアダルトチルドレンは、子供の頃、親に従順が鉄則で、主体性を持つことは危険なことでした。
なので、主体性を持つことの意義はすごくわかるのだけど、いざとなると本能的に逃げ出したくなります。

でも、新しい考え方や生き方は大きな変化で、そこの不安は大きくてあたりまえ。
著者も「割り切る」「腹をくくる」という言葉を何度も使っていましたが、その覚悟からだなと、背筋が伸びる思いがしました。

次の記事では、焦りクセを予防する生活習慣を紹介します。

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