右脳タイプか左脳タイプかを、チェックしてみよう
はじめに
こんにちは、少しずつ、やる気と元気がでてきた美ノ凛です。
内向型の脳のしくみを知りはじめ、自分じゃない何かになろうとしていたことに気づいたことが大きいです。
良い意味で、開き直ることが出来、この道しかないと思えました。
迷いがあるのって、けっこうストレスになりますよね。
この記事は、マーティ・O・レイニー氏の「内向型を強みにする」を参考にしています。
脳に、右脳と左脳があるのは、既知のことですが、それぞれに専門的機能と作用があると言われています。
同じ内向型でも、右脳をよく使う人と、左脳を使う人とで違った才能、行動、限界を示すそうです。
あなたの脳は右脳と左脳、どちらが活発? チェックしてみよう
何はともあれ、まずは、どちらの傾向が強いのか、チェックしてみてください。
どちらの数が多かったかで、右脳優位か、左脳優位かがわかります。
【右脳傾向が強い人の特徴】
1 | 問題解決にあたって茶目っ気を発揮する |
2 | 物事への反応に感情を交える |
3 | 自分の知識の深さを認識していない |
4 | ボディランゲージを難なく理解できる |
5 | 大いにユーモアのセンスがある |
6 | 主観的に情報を処理する |
7 | 即興的(その時、その場の雰囲気や感興にしたがって物事をするさま)である |
8 | 説明に隠喩(「〜のような」という言葉を使わずに物事に例える表現技法)、例えを用いる |
9 | 一度に複数の問題にあたる |
10 | 会話の中で手ぶりを多用する |
11 | パターンを認識し、絵によって考える |
12 | 問題の答えを大まかに広がりのあるものとして捉える |
1 | 行動を起こす前に、プラス面、マイナス面を検討する |
2 | キレイ好きで几帳面である |
3 | 感情ではなく事実に基づいて決断を下す |
4 | 説明するとき、具体例を挙げる |
5 | 経験を客観的に処理する |
6 | 時間の観念が強い |
7 | 1度に1歩ずつ進む |
8 | 社会的シグナルになかなか気づかない |
9 | 分類するのが好きである |
10 | 言葉や数字に強い |
11 | 正確な答えを追及する |
12 | 正しいか間違っているか、善か悪かをよりどころに考える |
たとえ話で説明する感覚派、右脳型
右脳型の才能は、内発的かつ創造的な無限の贈り物を世の中にもたらします。
右脳は、時として無意識の頭脳と呼ばれます。
それは言語能力に乏しく、思考のプロセスを行動にできないからです。
その考えは、むしろ急速に複雑に抽象的に形成されます。
また、右脳型の人は複数の仕事を同時にこなすことが出来ます。
彼らは表情豊かで、ひょうきんだったり茶目っ気があったりします。
例えて言うなら絶えず変化する色とりどりの万華鏡です。
右脳の機能は説明が難しい。
というのも、それはそもそも言葉にならず抽象的、全体論的、同時多発的で、とりとめのないものだからです。
その中では色の断片が混ざり合い様々な模様を作り上げます。
右脳型の精神は、ボディランゲージ行動、よどみないダンス、様々な芸術スタイルで表現されます。
それはリズム、白昼夢、イメージ、色、顔の再認、模様の考案といった人間生活の創造的側面に携わっています。
右脳優位の内向型の人は、創造性に富み、他の人からはエキセントリックに、または興味深く見られます。
感情豊かで視野が広いため、人と違っていることに極めて敏感です。
教育制度は左脳優位者向けに作られていて、論理性、言語能力、分析的探究、機敏な反応、覚えの早さが要求されます。
そのため、右脳優位の子供たち、不利な立場に置かれ、正当に評価されにくいことが多い。
右脳寄りの人は、新しい事柄を学ぶのに、最高の方法は全体像をイメージすることです。
頭の中で、絵として書くことができれば、そのコンセプトは、より理解しやすくなります。
図や実例を用いての学習は、最も効果的な方法になります。
理論や説明は、右脳優位の人の頭には入りにくい。
なので、習いながら実行したり、質問したりすることで学習力がアップします。
解説や叙述的考えより、隠喩や例えによく反応します。
この著者は右脳よりの方のようで、万華鏡の例えの説明など、わかったようなわからないような・・・と感じるのは、私だけでしょうか。
もっと、わかりやすい表現はないかと散々悩んだのですが、うまい文章が思い浮かばず、結局そのまま転記しました。
白昼夢という表現がありましたが、私もよく、他のことを考えて意識がとぶことがあります。 ひらめきは、こういう時間から生まれるというのも、納得。
具体例で説明する理論派、左脳型
左脳型は、女性より男性に多くみられるように思います。
このタイプは、几帳面で規律正しく時間に正確です。
言語化された情報を重く見がちで、データを分析するように具体的に考える傾向があります。
情報は論理的に区分けして整理します。
そして、決断を下す際は、あまり感情に左右されません。
ユーモアは、ウィットに富んだ皮肉っぽいものに、なりがちです。
左脳優位の内向型人間は、世間の人の抱く内向型のイメージにより近いです。
人との付き合いを、ほとんど必要とせず、その興味は、しばしば仕事や趣味に集中します。
右脳優位の内向型より、弁が立ち論理的なので学校や職場、会合などでも成功を収めやすいです。
エンジニア、会計士、コンピューターマニアの人がこのタイプに、あてはまります。
人との付き合いをあまり必要としないので、ひとりで過ごすことに、さほど葛藤は感じません。 また、感情豊かではなく、どちらかといえば視野が狭いので、自分のことが気にならず、人と違っていることに気づきさえしていないことがあります。
左脳優位の人の学び方は、新しい情報を順序よく取り込んでいきます。
反復学習、または、原理や要点や理論を理解することで物事を学びます。
従って新しい技術を用いる際は、まずその理屈を理解しようとします。
権威ある情報源の言葉を重く見て、誰かが言っていただけのことには、裏付けされた情報や根拠を必要とします。
大事なのは、どういう傾向があるのか理解すること
内向型の人にとって自分の脳のどちらが優位かを知ることは自分をより良く理解するために重要です。
脳の働きを理解することによって、罪悪感と羞恥心を和らげることができます。
自身の最適な環境を作り出すこともできるし、内向型特有の長所に対する自己評価を、より高めることが出来ます。
ちなみに、私はもともと右脳優位だけど、社会でうまく生きていくために、左脳が鍛えられたように思います。
自分がおかしいと思われたくなくて、周りを観察し分析することに、エネルギーを使っていました。
自分の価値基準を信用していなかったので、数字やデータは、私には必要で大いに役立ってくれました。
自分に向いた学び方を知ることは、欲しい情報や知識を効率よく得ることが出来、結果、生きやすさにつながるように思います。
みなさまが、少しでも生きやすくなることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。