デグーと暮らし始めた
我家には、デグーというペットが2匹いる。
正確には、息子のペットだけど、昼間お世話をさせて貰っている。
「させて貰ってる」と表現をしたのは、空の巣症候群みたくなった経験上、お世話できることが嬉しいから。
私も、自分が飼うまで知らなかったが、デグーは、社会性(集団生活をする)があり、3歳児ぐらいの賢さがあるらしい。
犬のように懐くという謳い文句もある。
実際飼ってみて、3歳児とは言わないけれど、言葉でコミュニケーションがとれず、いたずら盛りの1歳、2歳の子育て期を思い出す。
そして、犬のようにというのは、あくまでも「ように」であり、犬ではない。
デグーは人気がでてきて、YouTube動画では、「べた慣れデグー」として、手の中で眠る姿など、超可愛い姿が見られる。
が、犬のように主従関係をわきまえることは出来ない。
しかし、べた慣れ動画の影響もあり、べた慣れを期待して飼い始めるも、心折れる人が多く、なかには懐かないデグーに憎しみさえ抱いてしまう人がいるようだ。
恥ずかしながら、私も、憎しみまではいかずとも、心は何度も砕けた…。
デグーと愛着形成
このブログのテーマの一つ、愛着形成が十分にされていないと、小さなペットにさえ、拒否されたように感じ、傷ついてしまう。
今、私は、小さなデグーを相手に、愛着形成のやり直しをさせて貰っている。
それなりの時間をかけていくと、繋がった瞬間がやってくる。
歓喜していると、アレ?っと肩すかしをくらい、また心を砕かれる。
それを繰り返しているうちに、なにかが着実に築かれていることに気付く。
もう、懐いてくれず、観賞用として飼うしかないのかと、思った時期もあるだけに、撫でさせてくれたとき、そばで眠ってくれたときの喜びは、はかり知れない。
また、デグー側も、すぐに懐く個体と、触らせてくれない個体がいる。
我家も半年遅れで、飼い始めた2号と、先住のBlueでは、全然違う。
Blueは、半年かかって、撫でさせてくれたのに(えさのとき以外)、2号はお迎えした日から、おさわりOKだった。
この違いは、ある特定の養育者との絆の形成が育まれたかどうかという、人間の愛着形成と共通するんじゃないかと思った。
というのも、Blueは、生後1か月の間に、オランダから日本のブリーダーのところへきて、ペットショップに引き渡されるという、落ち着かない環境だった。
2号は、生まれてペットショップに来るまでの2ヶ月間、日本のブリーダーのところで、ママデグーや兄弟デグーとともに生活していた。
なので単純に、Blueは、撫でられる気持ちよさを知らなかったように思う。
今は、ケージから外に出すと、私の後ろを着いてきて、座ると、そばにくっついてくる。
撫でると、クゥクゥと甘えた声をだしてお腹をみせてくれるようになった。
だけど、こちらが撫でたいときに撫でれるわけではない。
あくまでも、デグーのペースに合わせ、デグーに寄り添うスタイルが必要不可欠である。
そういう距離感も学ばせてもらっている。
デグーが、あまりに可愛くて、別でブログを始めました。
親ばかブログになりますが、良かったら、みていってください。
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