大人しい人の科学的根拠-内向型の脳と外向型の脳

脳の画像上に「ひとりになりたいのは人嫌いではなかった科学的根拠」の文字内向型・HSP
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心の霧が晴れていく

最近、人生を変えるような本に出合いました。
少し前から、「内向型」に関する本が出回っているのは知っていたのですが、他のことに興味がいってて、後ればせながら、読んでみました。
私の読んだのは、「内向型を強みにする」と、「生き方戦略」です。



もう目からウロコ!!

くよくよしてしまう自分、気にしすぎる自分、弱い自分、疲れやすい自分。
まわりのみんなが、元気で楽しそうなのに、なぜ私はそこから抜け出したいと思うのか、社会人としてダメだと、悩んでいました。

元気になろうと、ヨガに通ったけれど、余計に疲れてすぐに辞めたこともあります。
体力ない→運動する→体を壊す→体力つかない→凹むの繰り返し。

それも、これも内向型なのに、外向型と同じように考え、行動し、競争してきたから
自分は社会脱落者だと感じていたけれど、そうではなく、社会が外向型に有利に出来ていることと、脳のしくみが外向型と異なる少数派だっただけとわかり、心の霧が晴れていきました。

あまりに、感動したので、是非ともアウトプットしたいと思いました!
この記事が、誰かの心の霧を少しでも払いのけることが出来ればと願い、書かせていただきます。

自分が内向型かどうかは、内向型自己診断テストをしてみてくださいね

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世界は外向型の人に有利にできている

世界の75%は外向型だそうです。
残りの25%が内向型。圧倒的に数で負けている。
「性格学入門」の著者オットー・クルーがーとジャネット・トゥーゼンは、内向型の人の苦境について下記のように述べています。

内向型の人は外向型の人3名に対し約1名、と数に劣っている。
結果として、彼らは特別な世渡り術を編み出す必要に迫られる。
というのも、彼らには、自らを変え、世界の人々と同じに振舞うよう相当な圧力がかかっているからだ。
内向的な人は、毎日、ほぼ目覚めた瞬間から、外界に反応し、順応されているよう強制されているのだ。

「内向型を強みにする」マーティ・O・レイニー著書内オットー・クルーがーとジャネット・トゥーゼンの言葉

今までは、外向型の社交的な人ほど幸福であり、孤独にみられがちな内向型は、不幸せだとみられていました。
でも、「内向型を強みにする」のマーティ・O・レイニーは、“内向的を良しと認める文化的転換期に来ている。
もう、適応しよう、自分を変えようなど努力しなくてもよい。
ありのままの自分の価値を認める必要がある。”
と、述べていて、心強くなります。

私も、『内向型気質なだけで、おかしいわけじゃなかった』の記事に書きましたが、自分を変えようと方向違いの努力をしてきました。
なので、内向型の人が、その努力を、もっと本来の自分の良さを引き出すために使ったら、居心地のよい場所が、もっと増えて、内向型の人も生きやすくなるのではと、わくわくしています。

気質を左右する脳のしくみ

行動パターンは脳内を流れる血流のルートと量で決まる

気質に関する研究は昔から行われていますが、昨今、脳をスキャンし、画像化する技術が進み、脳内の通信経路とそれが人間関係の行動にどう影響しているかが次第に、明らかになってきています。

気質の違いは、遺伝子によるものだそうです。
私たちは遺伝子によってつくられていて、脳も遺伝子的処方箋によりつくられています。
なので気質は、遺伝子によってつくられた脳がベースになっていると、いえます。

ちなみに、全人類の遺伝子的処方箋は、99.9パーセントまで同じだそうです!👀
(チンパンジーとヒトとの遺伝子は98パーセントまで同じ!!)
わずか0.1パーセントの自分特有の遺伝子によって、個々の違いが生じています。

私たちの遺伝的処方箋には約150種の脳内化学物質と神経伝達物質のレシピが含まれています。
神経伝達物質は細胞から細胞へ情報を伝え、脳のあらゆる働きに指示をだしています。

現在までに約60種の神経伝達物質が確認されていて 代表的なもの に、ノルアドレナリン、ドーパミン、セ ロトニンなどがあります。
それぞれがもたらす効果として、ノルアドレナリンは 「意欲」、ドーパミンは「興奮」、セロト ニンは意欲や興奮などの「抑制」と考 えられています。

これらの神経伝達物質は脳内に特定のルートを持っています。
脳には140億以上の神経細胞がありますが、神経細胞によりシナプスから放出される神経伝達物質の種類が決まっ ているのです。
この血流のルートと量で、脳を含む中枢神経のどの部分が活性化し、オンになるのかが違ってきます。
このオンとなる部分により、行動パターンも違ってくるのです。

情報伝達のしくみと神経伝達物質のはたらき

重複になりますが、脳が働くときには、神経細胞(ニューロン)から神経細胞へ電気信号を流すことで情報が伝えられるのですが、神経細胞と神経細胞の間には隙間(シナプス)があり、つながっていません。
その時に活躍するのが神経伝達物資。

電気信号が送られてきた神経細胞は、次の神経細胞に渡すために、神経伝達物質を放出させます。
それを次の神経細胞がキャッチして、一定以上の量がたまると電気信号が生まれ、情報が伝達されるのです。
 
日本学術会議おもしろ情報館というサイトに、ニューロンや神経伝達物質のことが、とてもわかりやすく説明されていたので、図をお借りしました。

”日本学術会議_おもしろ情報館より“

刺激が好きかどうかはD4DR遺伝子の長さだった

気質を左右する遺伝子の一つにD4DR遺伝子があります。
別名を新奇性追求遺伝子といい、興奮レベルを調節するドーパミンに影響を及ぼします。
新奇性とは、 目新しいさま、物珍しいさまのことで、ようは刺激を求める遺伝子です。

この遺伝子の研究の結果、D4DR遺伝子が長い人は、 ドーパミンに対する感受性があまり高くないことがわかりました。
だから、これらの人は、より多くのドーパミンを必要とし、スリルと恐怖を経験しなければならないのです。
快感を得るために、興奮を必要とするのです。

逆に、この遺伝子が短い人は、ドーパミンに対する感受性が高いことがわかりました。
刺激がなくても、ドーパミンが得られるため、人生に、さほどのドキドキを求めなくても良いのです。
スリルやリスクを負うことには、楽しさよりも、不安を感じます。
外向型の人が退屈するような、先の読める安定した状況に、心地よさを感じます。
また、ドーパミンとは別のアセチルコリンという神経伝達物質から快感を得ています。

内向型と外向型では、必要とする神経伝達物質が違う

脳内を流れる血流のルートと量で、行動パターンが決まるといいましたが、ルートが違えば、電気信号を送る際に放出される神経伝達物質も違ってきます。

内向型の長いアセチルコリン経路

内向型の人の脳は、外向型よりも脳内に流れる量が多いそうです。
記憶する、問題を解決する、計画を立てるといった内的経験に関わる脳の各部に流れ
このルートは長く複雑だそうです。

D4DR遺伝子が短いため、少ないドーパミンで満足してしまいます。
なので、ドーパミンが過剰になると刺激が多すぎると感じ、疲れてしまいます。

内向型の人の脳の主要ルートにはアセチルコリンが使われています。
アセチルコリンは、注意力と学習力(ことに知的学習)に働きかけ、穏やかな感覚状態を維持する能力、長期記憶を利用する能力に影響を及ぼす、脳と体の数々の生命維持機能に関わる重要な神経伝達物質です。
また、何かを考えたり感じたりしている際に快感を引き起こします。

脳内で神経伝達物質が放出されると、自律神経系を作動させるのですが、アセチルコリンは副交感神経系と結びついています。

また、エストロゲンはアセチルコリン神経細胞に結合して大脳新皮質や海馬でのアセチルコリンの分泌を増やす働きをしています。
なので、女性の閉経期のエストロゲン減少が、記憶障害と関係があるのではといわれています。
アルツハイマー病に女性が多いのも、このためだと、考えられてるみたいです。

内向型の人は穏やかな気分を保ち、なおかつ憂鬱や不安を感じないためには、多すぎも少なすぎもしない適量のドーパミンと、適量のアセチルコリンを必要とし、この快適ゾーンはかなり狭いということです。

外向型の短いドーパミン経路

外向型の人の脳の血流は、視覚、聴覚、触覚、味覚(嗅覚はのぞく)が処理される各部に流れ、ルートは短く、さほど複雑ではないそうです。

D4DR遺伝子が長いことから、ドーパミンの感受性が低く、大量にドーパミンを求めます。
脳にはドーパミンを放出する部分がいくつがありますが、外向型の人はドーパミンの助手、アドレナリンに頼っているそうです。

アドレナリンは、交感神経系が働くことで放出され、脳内にさらにドーパミンをつくりだします。
活動的になればなるほどドーパミンは増え、「快感のヒット」が打たれます。
外向型の人がどこかに行ったり、人と会うことで元気になるのはそのためです。

最後に

疲れやすい私には、なんて羨ましいこと!
体育会系の人のエネルギーの大きさに圧倒され、後ずさることがありますが、疲れるのではなく快感が増すのかと、納得。

同じ内向型でも左脳タイプと右脳タイプではまた、変わってくるとのこと。
右脳派は、感情豊かで人との違いにも敏感。
一人で過ごすことに葛藤がない左脳派は、右脳派よりも弁が立ち論理的なので、学校や職場でも成功をおさめやすいそうです。
 
社会になじみにくいのは、内向型右脳派だと知り、ど真ん中の私は「そりゃしんどかったわ」と思わず笑ってしまった。
人生の折り返しを半分すぎたけど、これからは、自分らしい楽しみや、やりがいを感じたいなと、強く思いました。

次の記事、あなたは、内向型左脳派?それとも内向型右脳派?で、左脳派か右脳派かのチェックと、傾向をお伝えします。 

Minori
Minori

「内向型を強みにする」の本の内容を中心に書きました。
翻訳されたもので、勉強不足と日本語なのに理解できない言い回しがあり、自分が理解できないものを、そのまま載せるのに抵抗がありました。
医療系、科学系のサイトで調べ自分なりの表現をしている箇所があります。
なんとなく、感覚でつかんでいただければ幸いです。
そして、少しでも楽に生きる気づきがあれば、とても嬉しいです。

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