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この世界がシミュレーションだとしたら~宇宙文明から考える人生の意味~

量子論と仮想世界

この記事では、「宇宙文明の進化」を示すカルダシェフ・スケール(Kardashev Scale)について、未来の可能性に想いを馳せながら紹介したいと思います。

私がこのスケールを初めて知ったのは、10年以上前。最初は「こんな文明あるわけない」と思ったけれど、調べていくうちに「もし本当にそんな未来があるとしたら…?」というワクワク感が芽生えてきました。

そして今では、バシャールの言うパラレルワールドや、仮想現実・情報宇宙論など、スピリチュアルや科学の話が一つに繋がる“入り口”として、このスケールをとても興味深く感じています。

ちなみに、バシャールとは地球から約500光年離れた惑星エササニに存在するとされる意識体で、チャネラーのダリル・アンカ氏を通じてメッセージを伝えている存在です。

バシャールは「現実は自分の波動が反映されたもの」「引き寄せはスピリチュアルではなく物理学である」と語っており、意識の力で現実を変えることができるという考え方を提唱しています。

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カルダシェフ・スケールとは?

カルダシェフ・スケールとは、1964年に旧ソ連の天文学者ニコライ・カルダシェフが提唱した「宇宙文明の進化レベルを、利用可能なエネルギー量で分類するスケール」です。

もともとは3段階で構成されていましたが、現在ではさまざまな研究者によってさらに高次元まで拡張されています。

タイプ0:地球文明(現在)

私たちの地球文明は、まだタイプ0とされ、居住する惑星の天然資源に依存しています。

現代の地球はレベル0.7〜0.75程度とされており、次の段階(タイプ1)へ移行するにはあと100〜200年はかかるとも言われています。

タイプI:惑星文明

惑星全体に降り注ぐエネルギーと同等のエネルギーを利用できる文明。
・主なエネルギー源:核融合発電、宇宙太陽光発電など。
・人類の活動範囲が、地球から太陽系内へと広がる。

科学技術の発展により、がんや感染症が克服され、寿命も大幅に伸びます。

タイプII:恒星文明

母星の恒星(太陽など)のエネルギーをすべて利用可能な文明。
ダイソン球(恒星を囲う巨大構造物)を建設し、膨大な太陽エネルギーを効率的に収集。
・太陽系の惑星に移住区域を建設し、宇宙移民が本格化。

この段階では、もはや地球が人類の「故郷」ではなくなっています。

現実に「ダイソン球の兆候」が発見された?

実は2024年5月、スウェーデンのウプサラ大学による研究で、
天の川銀河内に“ダイソン球”の候補となる7つの恒星が発見されたという報告がありました。

これは、「恒星の光を遮る何らかの巨大構造物が存在するかもしれない」ことを示す赤外線の異常から特定されたものです。
研究チームは、これが自然現象では説明できない可能性もあるとして、さらなる解析を進めています。

この発見は、まさにカルダシェフ・スケールのタイプII文明の実在可能性を感じさせる、ロマンあふれるニュースです。

(※参照:phys.orgの報道記事(英語)

ダイソン球のイメージ図
(※実際に発見された構造物ではなく、概念を視覚化したCGです)

最近では、「ダイソン球の候補かもしれない天体が見つかった」というニュースもあり、それを視覚化したイメージCGも多く出回っています。

こうしたビジュアルを見ると、宇宙文明の未来が一気に現実味を帯びて感じられるのが不思議です。

タイプIII:銀河文明

銀河全体を活動圏とする文明。
・ダイソン球を主要な恒星に配置し、銀河中のエネルギーを利用。
・ブラックホールのエネルギーも半物質化して利用。
・反重力技術やワープ航法、ワームホール移動などが実現。

人類はすでに「身体」を持つ存在から、「情報として存在する意識体」へと移行しつつあります。

恒星と惑星の違いは、自ら光を発する星か発しない星かです。
太陽は、自ら光を発していますが、地球は、太陽の光を反射して光っているだけで自らは光っていません。
なので、地球は惑星、太陽は恒星です。

銀河とは、恒星やコンパクト星、ガス状の星間物質や宇宙塵、そして重要な働きをするが正体が詳しく分かっていない暗黒物質などが重力によって拘束された巨大な天体です。
地球は、天の川銀河(銀河系ともいう)に属します。

タイプIV:宇宙文明

複数の銀河にまたがるエネルギーを制御できる文明。
・ワームホールの人工生成に成功。
・人類は完全に肉体を脱ぎ捨て、情報存在・精神体へ。
・テレパシーや精神転送でのコミュニケーション。

このレベルでは、宗教で語られる神々や創造主のイメージと重なる部分も多く、「意識だけの存在」が旅をする世界です。

知識を持つ情報生命体、意識を持つ精神体になって、コミュニケーションなども意識下(テレパシー)で行われています。

肉体を持たなくなった人間の、アイデンティティを確立するのは価値判断になります。

自分好みの価値判断のソフトをインストールし、別の銀河へ見聞の旅にでて、満喫したら、また別の価値判断ソフトをインストールして旅に出る。

輪廻転生のような旅のなかで生き続けています。

時空構造の操作、量子レベルの物質操作、超時空移動など、普通にできるようになり、知恵の持つ生命体を作りだすこともできます。


私たち、人類もこのレベル4の文明から生まれたのかもしれません。

現在の地球上にある神話や宗教の中で登場する神と創造主はレベル4の生命体のことかもしれません。

タイプV〜VII(拡張スケール)

タイプV:マルチバース文明

・他の宇宙にも干渉可能。
・ホワイトホールなどを利用し、多元宇宙へアクセス。

タイプVI:多次元文明

・時空や物理法則を自在に操作。
・別宇宙を創造する「宇宙創造者」的存在。

タイプVII:究極的存在

・すべての宇宙を内包する“創造そのもの”。
・時間や空間すら超越した意識体。

宇宙文明の話が教えてくれること

このスケールは、あくまでSF的な未来予測であり、現実にはまだ遠い話かもしれません。
けれど、「もし、そんな未来があるのだとしたら?」という問いは、私たちの想像力を刺激してくれます。

そしてそれは、「いま、目の前の現実」すら、固定されたものではなく、変えられる可能性があるという希望にもつながっていくのです。

仮想現実としての「今」を考える

このスケールを辿っていくと、「意識が情報化し、高次の文明が新たな生命体を創る」──そんな未来像に辿りつきます。

もしこれが事実だとしたら、私たちの住むこの仮想現実のような世界も、そうした存在たちによって創られた“学びのためのシミュレーション”かもしれません。

宗教や神話に出てくる神々や創造主は、そんな存在だった可能性もある。
そう考えると、今この世界に生きていることが、ちょっと特別に思えてきます。

もちろん、これが真実かどうかはわかりません。
でも、こんな視点を持つことで、過去のつらい出来事も意味のあるものとして受け取れるようになることがあります。

今までの価値観で生きてうまくいかなかったのなら、大胆に視点を変えてみることも、過去を断ち切る一つの方法かもしれません。

この世界の捉え方が変わるだけで、「自分の人生に新しい可能性がある」と感じられる人はきっと多いはず。

私自身もそうでした。

ここから“新しい物語”を生きていきたい。

そう思うあなたへ、この宇宙スケールの視点が、そっと追い風になれば嬉しいです。

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