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「私たちが見ている“現実”は、脳内で再生された映像かもしれない」── 世界の仕組みを知ることで、現実創造が始まる

脳内再生された映像のイメージ 量子論と仮想世界

私たちはふだん、「目に見えている世界こそが現実」だと疑わずに生きています。
しかし本当にそうでしょうか?

私たちが体験している“現実”とは、
五感で受け取った情報を脳が再生した「映像」にすぎないのかもしれません。

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現実は、脳が再生した映像

左右の目に入った「2次元の画像」を、脳が「3次元」にしている

たとえば、こんな図を見たことがありませんか?

脳が映像を再構成する仕組み
ニュートン式超図解「最強に面白い!!次元」

左右の目で見た“平面”の情報を、脳が立体として統合しているという仕組みです。
私たちはこのプロセスを通じて「奥行きのある世界=3次元」を感じています。

でも実際には、目は2次元の画像しか見ていません
脳が勝手に「立体として再生」しているのです。

つまり、私たちが見ている“現実”とは、
脳の中で再生された映像にすぎないという見方もできるのです。

この世界は、情報からできている

3次元の現実は、2次元情報の重なりでできている

この視点は、物理学の世界でも支持され始めています。
たとえば「ホログラフィック宇宙論」という理論では、私たちの3次元的な現実は、2次元的な情報から再構成されていると考えられています。

「現実」は、“ある”のではなく、“映されている”かもしれない。

3次元空間とは、無数の2次元的情報が時間軸を含めて重なり合ってできた再構成映像であり、
私たちはその情報を“リアル”と信じて体験している──そんな世界観です。

夢や想像も「情報の再生」

脳は、現実と想像の区別がつかない

脳科学の研究では、「想像」と「現実」の神経反応がほとんど同じであることが分かっています。
だからこそ、イメージトレーニングが効果を発揮したり、夢を見て涙が出たり、感情が動いたりするのです。

それは、想像の中の情報もまた“再生された映像”だからです。

情報は、外からだけでなく「内側」からもやってくる

現実の情報は、五感を通じて入ってきますが、夢や直感、ひらめきなどは、五感をオフにした状態で再生される“別の情報”です。

では、その情報はどこから来るのでしょうか?

内側にある「情報の倉庫」とは?

私たちは、眠っているときや意識がぼんやりしているときに、次のような“情報の倉庫”にアクセスしていると言われています。

  1. 記憶
     無意識に保存された過去の体験。忘れていても情報として残っている。
  2. 潜在意識
     ふだんの自我がアクセスできない思考や感情、欲求の層。
  3. 集合的無意識
     ユングが提唱した、人類全体が共有している情報フィールド。
  4. アカシックレコード的な情報場
     時空を超えて、すべての出来事・可能性が記録されているとされるデータベース。

私たちは、眠っているときや、ぼんやりしているとき、
あるいは瞑想中のように深く静かな状態にあるとき、
“外の刺激”を一時的に手放し、内側に意識を向けています。

五感を完全に遮断するわけではなくても、
「今ここにある現実情報よりも、内側の感覚に意識をフォーカスしている」状態です。

このような状態では、
記憶や潜在意識、集合的無意識、あるいはアカシックレコードのような領域とつながり、
そこにある“情報”を自然に受け取っているのかもしれません。

そして、こうした“内側の情報”があるからこそ、
私たちはそれを映像として「体験する」ことができるのです。

逆に言えば──
情報がなければ、脳はそれを映像として再生することはできません。

たとえ夢の中で見た不思議な光景や未知の感覚でさえ、
その素材は、すでにどこかに存在している情報に由来しているのです。

私たちはプレイヤーであり、アバター

高次の“本来の私”が、現実をプレイしている

ここまでの話を、別の視点で見ると、私たちはこういう存在かもしれません。

「情報のフィールド」に存在する無数の選択肢の中から、
本来の私(=大元の私)が選び、
“今ここ”を生きるアバターである私が、それを体験している。

この存在は、一般的には「高次の意識」や「ハイヤーセルフ」と呼ばれますが、
ここでは“本来の私”としておきます。

眠っているときや、ふとした直感の中で、
私たちはその“本来の私”とつながる瞬間があるのかもしれません。

まとめ:現実は脳内の「再生映像」

私たちは、“外の世界そのもの”を見ているのではなく、それを再生した“映像”を「現実」として体験している。

そしてその再生映像は、
どの情報を選び取り、どんな視点から見るかによって変化するのです。

あなたが見る世界は、「本来のあなた」とともに選び、再生しているもの
だからこそ、「見る視点を変える」ことで、世界は変わっていくのかもしれません。