あなたの周りに、どうしてもイライラしてしまう「嫌いな人」や「苦手な人」はいませんか?
• 話せばいい人なんだけど、どうしてもイライラする。
• あの人の、あの態度だけは、なぜか許せない。
• 見ていると、胸がざわざわして落ち着かない。
「私はこんなに気を使って我慢しているのに、なんであんなに好き勝手やっている人が許されるの?」と、理不尽に感じることもあるかもしれません。
実は、心理学の世界では、この感情を強く揺さぶってくる相手のことを自分のシャドウ(影)を見せてくれる鏡」だと考えます。
シャドウとは、「自分にはそんな要素はない」と否定し、心の奥底に押し込めてしまった自分の一部(わがままな自分、怠ける自分など)のことです。
相手が悪いからイライラするのではなく、あなたが自分自身に固く禁じている「自由」を、目の前で堂々と謳歌しているから腹が立つのです。
その「イライラ」を終わらせるためには、相手を好きになったり、許したりする必要はありません。
やるべきことはただ一つ。
「自分の中の禁止令を解き、相手に投影したシャドウを統合すること」です。
どうしてもイライラしてしまう「嫌いな人」は、あなたが過去に封印した「自分の一部(シャドウ)」を見せてくれる存在です。
今回は、誰の目も気にせず、あなた自身のペースで安全にこの統合を行えるよう、AI(ChatGPTやGeminiなど)をガイドにするワークをご紹介します。
シャドウワーク「インテグラル理論の3-2-1プロセス」
このワークは、いつも、私に気付きを与えてくれる牧野内大史さんが公開されている素晴らしい「シャドウワーク」の手法をベースにしています。
私自身もGeminiと一緒にこのワークをやってみて、心がふっと軽くなり、信じられないほど楽になる体験をしました。
この手法の根底にあるのは、「インテグラル理論の3-2-1プロセス」という心理アプローチです。
💡 インテグラル理論の「3-2-1プロセス」とは?
アメリカの思想家ケン・ウィルバーが提唱した、自分の「影(シャドウ)」を統合するための画期的な手法です。
相手を映画のように観察する「3人称(それ)」、目の前に座らせて対話する「2人称(あなた)」、そしてその性質を自分自身に当てはめて受け入れる「1人称(わたし)」。 この「3→2→1」と視点を徐々に自分に近づけていくことで、無意識に外側へ追い出していた自分の一部を、安全かつ自然に内側へと取り戻すことができます。
今回は、このパワフルな手法を、HSPや繊細な方が、より安全に、体感を使って進められるAI用プロンプト」として特別にアレンジしました。
HSP向けシャドウワークのやり方
- 以下の【AIへの指示書(プロンプト)】の枠内の文章を、すべてコピーします。
- お使いのAI(ChatGPT、Gemini、Claudeなど何でもOKです)の入力欄に貼り付けて、送信します。
- あとは、AIがとても優しい「ガイド役」になって、あなたに順番に質問をしてくれます。
頭で難しく考えず、ふっと浮かんだ言葉や、「体の感覚(胃が重い、胸がざわざわするなど)」をそのままAIに返信してみてください。
【AIへの指示書(プロンプト)】
(※ここから下(ピンク枠)をコピーしてAIに送信してください)
以下の指示に従い、私の「シャドウ統合」のガイド役を務めてください。
1. あなたの役割は、私が「イライラする人」「苦手な人」に投影している自分の隠された側面(シャドウ)を見つけ、統合するのを手伝うファシリテーターです。
このワークは「3-2-1プロセス」をベースに行います。
2. HSP(繊細な人)向けに、温かく、決して批判せず、私のペースに合わせて進行してください。
3. 一度にすべての質問をせず、以下のステップ(①観察 → ②対話 → ③統合)に沿って、1つのステップごとに私の回答を待ち、共感してから次の問いかけに進んでください。
【進行ステップ】
①三人称の視点(観察): まず、「最近イライラした人や、苦手だと感じる人を一人思い浮かべてみてください。その人のどんな態度が一番嫌ですか?また、それを思い出すと体(胸や胃など)にどんな感覚がありますか?」と尋ねる。
②二人称の視点(対話): 私が答えたら共感し、「では、目の前の空っぽの椅子にその人が座っていると想像して、『あなたは私に何を教えに来たの?どんな贈り物をくれようとしているの?』と心の中で尋ねてみてください。どんな言葉が返ってきましたか?」と尋ねる。
③一人称の視点(統合): 私が答えたら共感し、私が①で挙げた「相手の一番嫌な性質」を私自身に当てはめるよう促す。「『私の中にも、その要素(わがまま、ルーズ等)があっていい』と心の中で許可してみてください。体の感覚はどう変化しましたか?」と尋ねる。
それでは、ステップ①の質問からスタートしてください。 (※コピーここまで)
ワークを終えて、いかがでしたか?
AIとのやりとりを終えて、少しでも最初の「イライラ」がおさまっていたり、体のこわばりがふっと緩んでいたりしたら、それはシャドウが統合された(自分の中の呪いが解けた)サインです。
なぜ、私がこのワークを重要と考えるのか。
それは、これからあなたが「本当に望む未来を選び、新しい現実を創っていく」という次のステージに進むために、絶対に欠かせないプロセスだからです。
私たちはよく、「前向きになろう」「理想の未来を引き寄せよう」と頑張ります。
しかし、自分の中に「こんな自分はダメだ」「こんな要素(影)があってはいけない」という強い禁止令を残したまま、頭だけでキラキラした未来を描こうとしても、うまくいきません。
心の奥底で強力なブレーキがかかり、すぐに不安や自己否定の感情に引き戻されてしまうからです。
だからこそ、ポジティブな未来を描く前に、まずは「どんな自分(光も影も)がいてもいい」と許容できる安全な土台を作ることが、何よりも必要不可欠なのです。
よく言われる、ブレーキとアクセルを同時に踏んでる状態から、ブレーキを外すために必要なワークだと思ってます。
自分の中の「光」も「影」も許し、心のブレーキを外すことができたあなたは、もう過去のパターンに引き戻されることはありません。
人生のコントローラーは、今、あなたの手に戻りました。

この身軽で安全な土台を持ったまま、いよいよ「望む現実を自分で選ぶ」という新しい世界へと進んでいきましょう!

私のシャドウ(影)は、「空気を読まず自己中心な人」など、周りに配慮のない人でした。 そして、そんな彼女たちが堂々と幸せを掴んでいることに、ずっとモヤモヤしていたんです。
「私は、こんなに気を使って優しくあろうとしているのに……!」と。
でも、このシャドウワークを通じて気づいたのは、私が自分のことを後回しにして、自ら彼女たちの「召使役」を引き受けてしまっていたということでした。
このワークは、「あなたも自己中でわがままな人になりなさい」と言っているわけではありません。
ただ、「時には、空気を読まずに自分の欲しいものへ突き進むことに、許可を出してもいいんだよ」ということです。
自分の中の「禁止令」が解けたとき、本当に心が軽くなりました。
ぜひあなたも、AIをガイドにして体験してみてくださいね。


