マウスの楽園実験「Universe25」
マウスの楽園実験──「Universe25」をご存じでしょうか。
これは1960年代から70年代にかけて、アメリカの動物行動学者 ジョン・B・カルフーン博士 によって行われた有名な実験です。
食べ物や水は豊富にあり、病気や捕食者もいない“理想的な楽園”をつくり、マウスたちをそこで飼育しました。最初は順調に繁栄しましたが、やがて変化が訪れます。
勝利したオスはほかのネズミに縄張りを任せず、妊娠中や子育て中のメスが危険にさらされるようになり、受胎の減少、胎児死亡率や離乳前死亡率の増加が見られました。
そして一部のオスは闘いもせず、毛づくろいばかりを繰り返す「美しい者たち」になり、最後には子どもが生まれなくなり、社会全体が滅亡してしまったのです。
今の人間社会との重なり
これは、どこか現代の人間社会とも重なるように思えます。
力を持った一部が権力や富を独占し、他の人たちは役割を失い、やがて希望をなくしていく…。
「世界はごく一部の権力者たちで動かされている」と語られる陰謀論が広がるのも、そうした不安や閉塞感の反映なのかもしれません。
有限の幻想と、無限の可能性
独占欲の根っこには、「資源は限られている」という思い込みがあります。
だからこそ、奪い合い、排除し、守ろうとする。
でもニューエイジやトランサーフィンの視点では、富や可能性は無限にあると考えます。
つまり、奪い合いを前提にした社会は“有限”のゲームを選んでいる。
一方で、人は「無限の富」という意識にシフトすることもできる。
その選択の自由が、人間とマウスの違いなのだと思います。
振り子にのまれない
不安や不足感をあおるニュースや陰謀論は、トランサーフィンでいう“振り子”です。
振り子は私たちの恐れや怒りをエネルギーとして大きく揺れ動きます。
マウスたちはその揺れにのまれ、滅びてしまった。
でも私たちは違います。
「不安に飲み込まれない」という意識の選択によって、別のルートを歩むことができる。
不足ではなく、分かち合いと無限の可能性に目を向けることで、未来はまったく違う方向へ広がっていくのだと思います。
👉 振り子の法則については、現在作成中の記事で詳しくご紹介する予定です。
天国のような環境で暮らすネズミたちはやがて絶滅する!?『Universe25』の実験と日本の人口集中問題:https://data.wingarc.com/universe25-68324
マウスを使ったこの古い実験は、人類の未来に対する暗い予測につながった:https://www.smithsonianmag.com/smart-news/this-old-experiment-with-mice-led-to-bleak-predictions-for-humanitys-future-180954423/?utm_source=chatgpt.com


