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私たちが見ている世界は脳で編集再生された映像である根拠

網膜は2次元のスクリーンであり、脳が記憶や経験を使って立体的な世界を再構築しています 量子論と仮想世界

──脳が編集した映像を体験しているだけ

私たちは普段、
「目で見ているものを現実」だと思っています。

でも実際には、
私たちは世界そのものを見ていません。

私たちが見ている者は、
脳が編集して作り上げた“映像”です。

※本記事は、視覚生理学・認知神経科学における「視覚情報処理」「知覚の再構成」という一般的な知見をもとに構成しています。
図解の作成および構成整理には、NotebookLMを補助的に使用しています。


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目が受け取っているのは「物」ではない

目に入ってくるのは、リンゴでも、人でも、景色でもありません。

目が受け取っているのは、物体に当たって反射した光の情報です。

  • 明るさ
  • 色の違い
  • 輪郭のヒント

この段階では、
まだ「意味」はありません。

物体そのものではなく、反射した光子を目が受け取り、網膜で2次元情報として処理している図

網膜は2次元のスクリーン

目の奥にある網膜は、平らなスクリーンのようなもの。

ここに映る情報は、完全に2次元です。

奥行きも、距離も、立体感もないただの平面情報。

それなのに、私たちは当たり前のように立体的な世界を見ています。


3次元を作っているのは脳

ここから、すごいのが脳の編集です。

脳は、網膜から届いた電気信号をもとに、

  • 過去の記憶
  • 学習してきた経験
  • 「これはこういうものだ」という前提

を組み合わせて、3次元の世界を再構築します。

つまり、

私たちが見ている世界は、外にある現実ではなく脳内で再生された映像

ということ。

脳の中は真っ暗です。
そこに光はありません。

私たちは、
暗闇の中で脳が描いた「解釈」付き映像を見ているのです。

網膜の2次元情報をもとに、脳が記憶と経験を使って3次元の世界を再構築しているイメージ図

私たちは「物質」ではなく「情報」を見ている

ここがとても重要なポイント。

目が受け取っているのは、リンゴそのものではありません。

リンゴから跳ね返ってきた光の情報です。

その情報を、脳が意味づけし、立体化し、「これはリンゴだ」と決めています。
(網膜には逆に映るので逆さまに変換したり…)

さらに脳は、
欠けている情報さえも補ってしまいます。

たとえば 「盲点」
目には、視神経が束になって眼球から出ていく部分があり、そこには光を感じられない「穴」があります。

本来なら、私たちの視界には常に、小さな黒い穴が空いているはずです。

でも実際には、そんなものは見えません。

なぜなら脳が、その穴の周囲の景色を使って勝手に塗りつぶし、補完しているから。

私たちは気づかないまま、存在しない映像を見せられている

これは
「脳が映像を編集・捏造している」最も身近で、誰にでも確認できる証拠です。

さらに、
ここには 時間のズレ もあります。

光が目に入ってから、脳がそれを映像として再構成するまでには、わずかな時間がかかります。

つまり私たちが見ているのは、「正確な今」ではありません。

脳が「次はこうなるだろう」と予測しながら作った、わずかに過去の映像です。

それでも私たちは、それを「今、目の前で起きている現実」だと疑いなく信じています。


見え方が違えば、世界は違う

同じ場所、同じ物を見ていても、

  • 安心できる世界に見える人
  • 危険だらけに見える人
  • 希望がある世界に見える人

がいます。

外の光は同じでも、脳の編集条件が違えば、体験される世界は別物になる。

これは気分や性格の問題ではなく、知覚の仕組みそのものの話です。

これが、よく言われる「クオリア」というものではないでしょうか。


※本記事は、視覚生理学・認知神経科学における「視覚情報処理」「知覚の再構成」という一般的な知見をもとに構成しています。
図解の作成および構成整理には、NotebookLMを補助的に使用しています。