カサンドラ症候群のカサンドラって?

かさんどらってなにカサンドラ症候群
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カサンドラ症候群の名前の由来はギリシャ神話のトロイア王女

カサンドラ王女の悲劇

カサンドラ症候群は、ギリシャ神話に出てくるトロイア国のカサンドラ王女の名前が由来だそうです。

彼女は、とても美しく、アポロン神の心を虜にします。
アポロン神は、恋の贈り物として「私の愛を受け入れてくれたなら予知能力を与えよう」と約束をしました。

カサンドラ王女は、アポロン神の熱心な求愛に、いったんは、愛を受け入れ、予知能力を授かったのですが、アポロン神に裏切られ傷つけられる未来を予知し、逃げ出します。

それに怒ったアポロン神は、授けた予知能力をなかったものに出来ないので、カサンドラの予知能力は真実だけど、誰も信じないという呪いをかけたそうです。

カサンドラは、国や人々のために予知能力を使い、助けようとしますが、信じてもらえず、救うことが出来ません。

誰にも信じて貰えない孤独と辛いジレンマを抱え続け、不幸な死を迎えてしまいます。

絵:フレデリック・サンディーズ 1863 – 1864年

孤独で辛く悲しいカサンドラ症候群

この信じて貰えない孤独とジレンマが、ASPのパートナーを持つ妻(夫)の、わかって貰えない辛さと似ているからカサンドラの名前が付けられたようです。

ASPをパートナーに持つ妻(夫)も、根底には分かり合いたい気持ちがあります。
だけど、どうしたら良いかわからない。

経験談から言わせてもらうと一人相撲状態なんです。
小さなイライラが募り、やがてヒステリーをおこすようになる。
何よりも辛いのが、問題があるのはヒステリーをおこしている方だと、周囲の人に理解して貰えないことです。
そうして、孤独におちいり鬱になっていく。

ASP側の夫(妻)も、愛しているのに、なぜパートナーがイライラして爆発を起こすのかわからない。

人は、理解して貰えることに喜びを感じます。
共感して貰えることで、愛を感じます。

それを得られないことは、とても悲しいことです。
特に、愛情をより多く求める人には悲劇なことだと思います。

トロイの木馬

復元された木馬 トルコ トロイア遺跡

ちなみに余談ですが、コンピューターウィルスの名前になっている「トロイの木馬」は、カサンドラの母国トロイア国と戦争をしていたギリシャ側の作戦のひとつです。

ギリシャ軍は、大きな木馬をつくり、その中に兵士を隠します。
兵士が隠れてるとは知らないトロイア軍は、戦利品として、その木馬を城内に持ち込みます。
勝利を祝い、油断しているところに、木馬の中からギリシャ兵士が攻撃、意表を突かれたトロイア軍は態勢を立て直すことが出来ずに全滅します。
カサンドラは、もちろんトロイア城陥落を予知をし、警告をしたけれど、信じて貰えませんでした。

この作戦のように、しらない間にコンピュータに忍び込み感染させてしまうウイルスを「トロイの木馬」というらしいです。

私の母は、いつも淡々としていました。
ヒステリックだったのは、どちらかというと父のほうです。

父は、寂しさを抱え、幸せな家庭をつくりたい願望が強かったように思います。
父は埋まらない寂しさをお酒で紛らわしていたのかもと、今ならそう思えますが、子供の頃は、いつ豹変するかわからない怖い存在でした。

認めたくないけど、私は、そんな父と気質が似ていて、繊細で子供のころにうまく甘えられず、寂しさを抱えたまま結婚に過度な期待をしてしまいました。


母も、元夫も、悪気のない、真面目な人です。
(物理的、心理的に距離を取れたから言えることですが)

ただ、こちらが平常なときも、弱っているときも、助けを必要としているときも、同じように淡々としている。

悪気がない分、相手側は苦しむことになります。

他人なら諦めもつくけど、親子や夫婦だと、つい期待してしまい、期待とおりの愛情を貰えないと寂しくなってしまいます。

愛情も需要と供給のバランスがうまくいったとき、ハッピー気分になれるんだと思います。

無償の愛を分け与え続けられる素晴らしい人も居るかもしれませんが、そこを目指すと、私のような凡人は苦しいです。

今は、たくさんのカウンセラーやセラピストがおられますので、話をきいて共感をしてくれる人を探すのをおすすめします。

心の満たし方について、交流分析という心理学の本、刀根健著「ストロークライフのすすめ」が、すごく参考になりました。
以前に記事を書いていますので、良かったらそちらもお読みください。

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