社交不安障害診断
社会不安障害とは、人と関わる場面において不安や緊張が強く、単なる恥ずかしがり屋や引っ込み思案のレベルを超えて、社会生活に支障が出るほどの強い不安を伴う症状が認められる場合 、社会不安障害と診断されます。
ただ障害レベルが健常範囲かどうかは、はっきりと線引きできるわけではなく、境界は曖昧だと言えるし、生活の仕方が変わったことにより、病気として表面化する場合が多い そうです。
Minori
喜ばしいはずの昇進ですが、人前で話をしたり、会食する機会が増えるので、深刻化し、本来の実力を発揮できないことも多いようです。
また、社交不安障害と、よく似た症状を生じる疾患に下記のようなものがあります。
- うつ状態(特に軽うつが慢性的に続く気分変調症、適応障害など)
- 他の不安障害(全般性不安障害、広場恐怖、パニック障害、分離不安障害、強迫性障害)
- 自閉スペクトラム症(ASD)
- 統合失調症、妄想性障害
- 醜形障害
- 回避性パーソナリティ障害
著書には、これら社交不安障害と紛らわしい他の疾患かどうかを、調べる鑑別診断として、診断アルゴリズムを載せています。
それを、Yes-Noテストにしました。
自分が、どういう傾向が強いのかも知ることが、出来ると思います。
診断テスト
[yesno_chart sid=”1″]
Minori
上のテスト全体をフローチャートに、しました
著書には、それぞれの疾患の特徴や、より詳細な鑑別のポイントがかかれています。
併存していることも多く、その場合は、鑑別がより困難です。
何の疾患であろうが、不安が、生活に支障をきたしているのなら、本当に辛いです。
診断には医師の診察が必要ですが、傾向を知る参考になればと思います。
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次の記事では、罪悪感との関係を書いてます。
https://minori07.com/anxiety/sense-of-guilt/