仮想世界とは?
はじめに
こんにちは、みのりです。
この世界がプログラミングされた仮想世界だとしたら・・・という新しい視点から、本当の自分に近づき、魂の目的を見つけたい!
そんな強い決意をしてから、2ヶ月。
インプットに時間がかかり、今となりましたが、新しい探求の旅へ、出発です!
このブログは、繊細で内向的な性格の人たちに向けて、過去にいろいろあったとしても、腐らずに踏ん張り、今を生きて、これを読んでいる方に向けて、書いています。
最終的には、他人のせいにせず、自ら光を見出そうと踏ん張っているあなたに、心からエールを送りたいです。
この旅は、シミュレーション仮説、ホログラフィック宇宙の考え方、そして私たちの脳が実際に現実を創造している可能性など、まだ仮説ではありながら、研究され続けている理論から、本当の自分に戻り、心に平和をもたらすことを目的にしてます。
目的にたどり着くことも大切ですが、その過程も同じくらい重要だと考えています。
永遠に成長の旅は続くのではと思うので…。
私自身、答えを見出したわけではない、未熟な探求者なので、一緒にお供していただければ、心強いです。
この世界はプログラミングされたゲームのような世界?
私たちがいう現実とは、一体何なのでしょうか?
私たちは、目の前に見えるものが、実在していると思っていますが、それは本当にそうでしょうか?
私たちが現実だとおもっている世界は、実は高度なコンピューター・プログラムによって生成された仮想世界だったとしたら、どうでしょう。
この仮想世界説(シミュレーション仮説)は長年にわたり、科学者、哲学者により、議論され討論され、さらには、ポップカルチャー(大衆文化)にも取り上げられてきました。
シミュレーション仮説をより理解するために、まずシミュレーション(simulation)の言葉の意味を理解しましょう。
simulation(シミュレーション)の動詞、「simulate」(シミュレート)は実用日本語表現辞典には次のように書かれていました。
「simulate」とは、何らかの状況やプロセスを模倣することを意味する英単語である。
実用日本語表現辞典より
これは、実際の状況を再現することなく、その状況を理解したり、予測したりするために用いられる。
コンピュータシミュレーションや実験の環境設定など、様々な分野で使用される。
フライト・シミュレーターを例えにすると、航空機の模倣であり、コックピットでパイロットが実際に飛行機に乗ることなく、飛行の練習をすることができます。
通常運行はもちろん、嵐や雷も想定して訓練ができます。
また、パイロットでなくても、フライトシュミレーターを使うと、子供でも自分で操縦士している気分を味わえます。
フライト・シミュレーターが人間によって作られたシミュレーションであるように、シミュレーション仮説は、我々の現実も高度な文明によって作られたシミュレーションである可能性があることを示しているのではないでしょうか。
私たちの身近なコンピューターゲームの中のキャラクターは、その世界が現実だと信じていて、その世界がすべてだと信じています。(聞いたことはありませんが…)
プレイヤーが、長らくゲームをせず、電源を切っていても、ゲームのなかでの時間の途切れはありません。
もし、この世界が、ゲームのように創られた世界だったら…。
「そんなこと、ありえない~」と最初は思うかもしれないけど、このブログを読んでいけば、「そうかも」と思えてくるかもしれません。
といっても、その考えを押し付けるつもりは、まったくありません。
違った視点からこの世界を見つめてみたら面白いかも♪そんな気持ちで、さらっと読んでみてもらえれば幸いです。
シミュレーション仮説は、それを裏付ける具体的な証拠のない仮説にすぎませんから。
でも、その可能性を排除することはできません。
テクノロジーの急速の進化により、その可能性は日々現実味をおびてきており、この仮説を探求することは、私たちに新しい視点をもたらしてくれると思うのです。
仮想世界での「本当の自分」のみつけかた
もしこの世界がシミュレーションで、できているとしたら、「本当の自分」とは何を意味するのでしょうか。
実は、「本当の自分」はシミュレーションの枠を越えて存在しているかもしれません。
つまり、コンピュータゲームの例えでいうと、キャラクターとは別次元に存在するプレイヤーのことです。
もしくは、ゲームをプログラミング、設定をしたプログラマーかもしれません。
最近のゲームは最初に、キャラクターを選び、外見も洋服も自分の好みに出来るようになっています。
ゲームによっては、職さえも選べます。
この世界も同じようなシステムなら、「本当の自分」は、ちゃんと設定してきているのではないでしょうか。
だとしたら、持って生まれた外見、得意なこと、苦手なこと、興味がわくこと、親、それらが、大きなヒントになると思います。
私は、機能不全家族で育ったので、幼少のころから「絶対に幸せな家庭をつくる!」と思っていました。
でも、実際は、挫折の連続で、まわりを恨んだこともあります。
当時は、すごく辛かったけど、今は、挫折したからこそ、父の弱さを理解でき、親や自分の不完全さを許せるようになったのだと感じます。
だから、この世界がシミュレーション目的だとしたら、きっと、機能不全家族に育ったこと、結婚がうまくいかなかったことから、何かを学ぼうと、設定してきたように思うのです。
家族とは何か、愛とは何か、幸せとは何か、今は、それを探求することが課題だと考えています。
シミュレーションであっても、なくても、私はこの考え方で救われ、前を向く気力が復活しました。
それで、充分ではないかなと、思うのです。
ホログラフィック宇宙の可能性とアカシックレコード
宇宙論のひとつに、ホログラフィック宇宙論というのが、あるのをご存じですか。
ブラックホールの研究から、発展した研究で、今後、期待されている理論です。
「ブラックホールに近づいたらどうなるか?」という本に、わかりやすく説明されていたので、引用します。
ちなみに、この本の著者、二間瀬聡史教授の著書は、どれも、丁寧でわかりやすく、物理の知識が乏しい者にとって、ありがたいです。
「ブラックホールに近づいたらどうなるか? (二間瀬敏史)」ブラックホールの中に入った情報は、ブラックホールのエントロピー(表面積)の増加として記録される。
これはブラックホールの中の3次元の情報が、表面と言う2次元に記録されたということを意味する。
この考えを私たちの世界に当てはめてみたらどうなるだろう。そこから、私たちの3次元世界の出来事は、2次元面の「境界」上に書き込まれた情報によって現れた映像にすぎないのではないか、という予想が生まれた。
境界というのが想像しにくければ、球とその表面を考えてほしい。
表面が境界だ。
私たちが認識している3次元空間はある種の幻で、無限の遠方にある2次元面の境界が本当の現実だという見方が成り立つのだ。
このような見方を「ホログラフィック原理」という。
3次元世界の出来事は、2次元面の「境界」上に書き込まれた情報によって現れた映像だとしたら、私たちの世界のすべての情報は2次元に記録されていて、それが、いわゆるアカシックレコードではないかと言われています。
アメリカの実業家、イーロンマスクも信奉する、天才科学者、二コラ・テスラの残した言葉に次のようなものがあります。
「わたしの脳は受信機にすぎない。
宇宙には中核となるものがあり、わたしたちはそこから知識や力、インスピレーションを得ている。
わたしはこの中核の秘密に立ち入ったことはないが、それが存在するということは知っている。」
この宇宙の中核がアカシックレコードだと言われています。
もう一人、アカシックレコードのアクセスできたと言われる人物に、インドの天才数学者、ラマヌジャンが、います。
彼は、数多くの数式を書いていますが、それらは、「寝ている時に、ナーマギリというヒンドゥー教の女神が教えてくれた」と話していたそうです。
ブラックホールの存在すら知られていなかった100年前に、彼はブラックホールを構成する数式を書き残していたというのですから、驚きです。
それも、女神が教えてくれたのでしょうか。
アカシックレコードへのアクセスに、共通することは、「夢」、「閃き」、「インスピレーション」ではないでしょうか。
テスラの「私の脳は受信機にすぎない」という言葉は、仮想世界の可能性を示す、的を得た納得の言葉に思えてなりません。