オルゴンエネルギーとは
こんにちは、みのりです。
前々回のオルゴナイトの仕組み、前回のヴィルヘルム・ライヒ博士の生涯とみてきたので、今回はオルゴンエネルギーについて、書いていきます。
この記事は、おもに1994年に出版された古い本になるのですが、A・コリンズ著「宇宙に満ちる超パワー、オルゴン生命体の謎」を参考にしています。
この本は、イギリスのミステリーサークルを調査していた著者A・コリンズ氏が、オルゴンエネルギーがミステリーサークルをつくっているのではないかと確信していく過程の記録のような内容です。
サイキックでの調査が多く、科学的根拠を証明されたものではないことを、先に伝えておきます。
そして、クラウドバスターについては、おもに藤原敬章著「異次元エネルギーの系譜」を参考にしています。
生物エーテル「バイオン」の再発見
バイオンとは、19 世紀のフランスの科学者H・チャールトン・バスチャンによって発見された生物エーテルだそうです。
バイオンとオルゴンは、同じもので、ライヒ博士が再発見して、オルゴンと名付けたようです。
バイオンを発見したのは有名なフランス人科学者、H・チャールトン・バスチャンだ。
A・コリンズ著「宇宙に満ちる超パワー、オルゴン生命体の謎」より引用
19世紀のルイ・パスツールと同時代の人物であるバスチャンは自著「生命の始まり」で、バイオンは病原菌や不健康状態に関係があると、くわしく説いている。
しかしあいにくなことに、同時期にパスツールによる細菌学上の新発見があったのでバスチャンの業績はほとんど消えてしまい、バイオンも忘れられてしまった。
ライヒ博士は、オルガズム(性的興奮)が、ある人には喜びとなり、ある人にはそうならないのは何故か、何かの要素があるのか、オルガスム理論を生物学に根付かせようとし、ノルウェーのオセロ大学で、研究します。
ある日、腐った食物を精巧な顕微鏡を使い、倍率を極端に高くして観察をしてた時、そこに青白く発光しているのものを発見します。(バイオンの再発見)
そこで、ファラデーケージに入れると、さらに発光し、それは元の腐敗物を取り除いても発光していました。
研究をすすめていくなか、バイオンが必ず腐敗物から放出されることを立証します。
そして、バイオンには確かに固有の性質があり、他のバクテリアを攻撃するらしいこと、金属に入り込むこともあるし、石炭や砂のような無生物の中にも存在しているとわかりました。
オルゴンエネルギーという言葉の誕生
そして、「生命体(organism)」と「オーガズム(orgasm)」を組み合わせ「オルゴン」と名付けました。
また、オルゴンが不足することで病気になると考えた博士は、病気の治療目的として、ファラデーケージを改造して、人が入れるぐらいの箱、「オルゴンアキュームレーター(オルゴン集積器)」をつくります。
これは、外側にエネルギーを吸収する有機物(ウール)を、内側にはそれを反射する金属を張り、層にした板でつくられています。
(画像はWikipediaより)
この組み合わせによって宇宙に偏在する無限のオルゴンを常時集められ、電源や動力がなくても効果を発揮することができるそうです。
この中に病を抱えたひとが入ると、皮膚や肺からオルゴンエネルギーが吸収されて、体のエネルギーの流れが改善し、エネルギー的なブロックが解放されて症状が改善されるそうです。
オルゴンエネルギーを補給することによって生命(生体)エネルギーを整え自然治癒力をアップさせることだそうです。
実際に、この箱の中に入った人から、「体温が上昇する、青白の光が見える、病気が治る」等の報告がされたそうです。
ちなみに、ライヒ及びオルゴン研究で有名なアメリカのジェームス・ディメオ博士の著書「The Orgone Accumulator Handbook」に作り方があるので、実際につくることができます。
ライヒ博士の、オルゴンアキュームレーターによって、末期がんが治ったという報告もあるのですが、アメリカFDAから、不法に医療機器を販売したと訴えられ、機器や資料もろとも処分され、博士は、収監。
意欲的だった仮釈放申請の朝に、突然の心筋梗塞で獄中死しています。
クラウドバスター
ライヒ博士の偉業に、雲を消滅させたり発生させたりするクラウドバスターの発明があります。
この発明をするに至った経緯は前の記事で書いているので、ここでは、割愛しますね。
クラウドバスターは、大気中のオルゴンエネルギーの流れを制御することによって、人工的に雲を発生させたり消滅させたりすることができる超科学装置である。
異次元エネルギーの系譜より
(画像はwikipediaより)
クラウドバスターの構造
長さ数メートルで直径約5センチの金属性パイプ12本を連装し、回転式の架台に設置。
各パイプは、他のパイプと絶縁。
パイプの後端には銅製のケーブルを接続し、ケーブルの他端はアース用の設置銅板に接続する。
雲をけすときは、設置銅板を川や池などの水中に沈め、パイプの先端を雲に向ければよいとのこと。
ライヒ博士曰く、雲は水蒸気とオルゴンエネルギーの結合体であり、クラウドバスターによってエネルギーを吸収すれば雲も消滅するということです。
逆に雲を発生させるときも、同様の方法で空に向けて一点に照準をあわせます。
晴天時には、大気中のオルゴンエネルギーが均衡状態にあるからオルゴンエネルギーを吸収することで、その均衡を崩して雲を発生させるということです。
この場合は、雨雲の周囲から少し離れた位置に照準を合わせればいいそうです。
こうすることでオルゴンエネルギーの均衡状態が崩れ、雨雲は次第に成長、やがて雨が降りだすという原理だそうです。
このクラウドバスターの効果を実証する事例のひとつとして、1952年7月、メイン州エルズワースで行われた実験があげられます。
そのころ、エルズワースでは7週間にもわたって日照りがつづき、農作物に大きな被害が出はじめていました。
ところが、ライヒがクラウドバスターを作動させると、やがて空に雨雲が出現し、たちまち大きく成長、わずか10分後に大雨が降り出したとのこと。
ライヒ博士は「オルゴンエネルギーとは光がそのなかで運動する媒質であり、また電磁気や重力の作用媒体でもあって、程度や濃縮の差はあっても全宇宙を満たしており、真空のなかにさえ存在する」と主張しています。
そしてクラウドバスターの原理についてもこう説明しています。
「宇宙に充満するオルゴンエネルギー」と、クラウドバスターを操作する「人間のオルゴンエネルギー」が、クラウドバスターを仲介にして作用する」
つまり、人間のオルゴンエネルギーも大きく関与しているとのことです。
ミステリーサークルはオルゴンがつくっている!?
最後にミステリーサークルは、オルゴン生命体の仕業という話をしたいと思います。
A・コリンズ著「宇宙に満ちる超パワー、オルゴン生命体の謎」の中に下記のような挿絵があります。
これは、著者であるA・コリンズと、サイキックの持ち主でミステリーサークルに同行したデビーペンステッドの意見にもとづいて描かれたものです。
このイラストにはミステリーサイクルがつくられる過程が描かれています。
ミステリーサークルは、オルゴンによる超音波によるもので、人間の意識とオルゴン生命体の意識が相互作用するとのこと、サークルの模様に人間の意識が関与しているとのことです。
ライヒ博士もクラウドバスターには人間が大きく関与すると言っていましたね。
イラストの文字が読みにくいと思うので、テキストで補足しますね。
ここに出てくる節点とは、地表のオルゴンと空から降りてきたオルゴンが出会う地点で、古代の遺跡が並ぶというレイライン上にあることが多いらしいです。
そして、節点となる古代の遺跡は、オルゴンアキュームレーターのようなしくみになっているそうです。
スピリチュアル初心者である私が一番驚いたのは、ミステリーサークルが、音によってつくられる幾何学模様(グラドニ図形)だという結論でした。
グラドニ図形のことを始めて知ったのですが、音や周波数で、こんな美しい模様ができるなんてすごいと思いました。
感動したので、動画をあげておきます♪